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SOIL / かこさとし作 地球-その中をさぐろう-より
Release Year : 2015
OS : iOS
Status : Available
Category : Education
「Soil(ソイル)」は1975年に出版された「かこ さとし」の代表作「地球 その中をさぐろう」に登場するシーン(地形)を「土」を主題として、「かきぬまつとむ」が新たに絵素材を描き起こしてリメイクしたものです。
地球の半径は約6,370kmですが、実際にわたしたちが暮らしているのは、そのいちばん外側の、地殻(ちかく)とよばれるわずか5~40キロメートルほどの層の表面です。そして、地殻のもっとも外側の、わたしたちが触れられる浅い部分だけに「土」はあります。
わたしたちは、ものごころがついたときから、当たり前のように土の存在を知っています。しかし、それが一体何なのか、どのようにしてできたものなのか、そして、わたしたちの生活や他の生き物たちにどのような影響を与えているのか、大人でもくわしく説明できない人がほとんどではないでしょうか?
本作品では、どこにでもありふれていて、関心を持たれにくい地味な存在である「土」と、「土に関わるさまざまな要素(生き物、現象、人間の生産活動など)」について取り上げています。
土とはなんなのか?
アカマツの根はどれぐらい深くまで伸びているのか?
ササの根はどんな形をしているのか?
地下水はどのようにたまっているのか?
ゴボウの葉はどんな形をしているのか?
ラッカセイはどのように実をつけるのか?
キアゲハはなぜニンジンの葉に卵を産みつけるのか?
日本の土は他の地域の土と何が違うのか?
水田の中にはどのような生き物がいるのか?
数百、数千という数えきれないほどのさまざまな疑問に対する答えが、本作品の中には詰め込まれています。しかし、本作品はあくまでソフトウェア上での「つくりもの」に過ぎず、扱える生き物の種類や現象は本物の大自然のそれに比べれば足下にも及びません。ですので、本作で遊んでいただいた後は、外に出て実際の自然のなかで自らの目で「ほんもの」をご覧になって、「つくりもの」との違いを感じとっていただければ幸いです。
【 原作と本作のステージ対応 】
原作:4・5ページ → 本作:春の野原
原作:6・7ページ → 本作:春の里山
原作:8・9・10・11ページ → 本作:初夏の農村
原作:14・15ページ → 本作:秋の渓谷
原作:16・17ページ → 本作:冬の雪山
※原作のすべてのページをリメイクしているわけではない点にご注意ください。
※小さな動物などは、実際の比率で表示すると視認できなくなってしまうため、本作品内では大きく表示しているものがあります。
※本作品は原作の絵素材を使用して制作したものではありません。また、本作品に登場する絵素材は原作の著者である「かこ さとし」が描いたものではありません。あらかじめご了承ください。
【 EXTRA STAGE 】
EXTRA STAGEは原作にはないステージです。
荒川河口1(ミクロ)、荒川河口2(マクロ)、春の農場の3ステージを搭載しています。荒川河口1・2は実際の河川である「荒川」をモデルにしており、「河川ごみ問題」を考えるステージとして制作しました。春の農場には特定のモデルはなく、架空のステージです。
※各ステージの詳細につきましては、本作品内の「ステージについて」の項目をご覧頂ければ幸いです。